当クリニックの物忘れ・認知症外来では、主に認知機能障害に関連する物忘れや、物忘れに関連して生じる様々な日常生活での支障がある方の診断、治療を行ないます。認知症は、記憶力や認知能力、知識やスキルなどが減退する病気です。高齢者に多いものの、若年者にも引き起こされることがあります。

治療について

患者様の記憶障害や認知能力を評価するために必要な検査を行います。また、患者様の日常生活や病歴などについての詳細なインタビューも行います。これらの情報をもとに、担当医師は病気の程度や進行具合を評価し、適切な治療方法を決定します。

治療には、薬物療法や認知療法があります。薬物療法では、認知能力を改善するための薬を使用することがあります。認知療法では、記憶力を強化するために様々なテクニックやトレーニングを行います。

療養のあり方には、大きく在宅療養と施設療養の二つがあります。いづれにしても認知症は緩徐進行する慢性疾患と言えますので、ご家族の介護負担は大きく、適切な療養のあり方を見つけることが介護のポイントになります。ご家族は、患者様の日常生活を支えることが大切ですが、抱え込みすぎず福祉制度を適切に活用することも在宅療養ではとても重要になります。介護認定、福祉サービスの導入、在宅療養から施設療養への切り替えのタイミングなど、ご家族が抱えるさまざまな問題についても、ご相談を承ります。

物忘れ•認知症でお困りの方、およびそのご家族の方が抱える様々な問題についてココラク•クリニックにご相談ください。経験豊富な精神科専門医が治療や福祉サービスの利用の方法について適切なアドバイスを行います。＜初めてご利用される方へ＞